ゴールの華やかさ

2022.08.03

フリーライドの大会はゴールにゲートがあったり、なかったり。

大会の華やかさ

大会はスポーツにもよるが華やか、豪華で盛大に行われるものもある。例えばXGAMESやオリンピック、特にF1になると次元が変わる。

身近な大会にも華やかさや花火やイベントなどを混ぜて、賑わっているゴールエリアの光景が浮かびやすい。

僕が出場しているフリーライドの大会でも大きなゲートやインタビューの人等がいると大会の雰囲気も出てくる気がする。

コーンが2つだけ

最近知って面白いなと思ったのがアメリカのトレイルランニングの大会。その大会は平均標高3200mのあたりを170km走る過酷なレース。

そんな過酷なレースを耐え抜き戻ってきた選手を待つのはコーンが2つ並べられただけのゴール。初めは『あ、こんな感じなんだ〜』と見ていたが

大会運営者が『大会に出場する理由は人それぞれだけど、僕は大会で何を得たいかというと経験なんだ。美しい自然と人々がレースを作っているということが大切なんだ』

と言っていた。映像はこちら、日本語字幕があるので是非見てほしい。

何を求めているのか

その運営者はゴールの派手さよりもそこまでのプロセスを大切にしているのが伝わってきた。素敵だな〜。

それに余計なものがないからナチュラルな人々の喜び方が伝わってくるというか、本来の姿を見ているような気がした。

長いレースの間に大会関係者が選手を通じて仲良くなっているような、人々の暖かさが伝わってくる。

スポーツによってかなり変わることもあるが、違うからこそそれぞれの良さがあって面白い。

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書いた人

勝野天欄

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