どこまで極めるか

2024.08.19

極める

スキーのジャンプの練習施設に行くと土日だったからか若い子、ここでいう若い子は小中学生が多かった。夏休みを利用して合宿に来てるらしい。

その子たちの練習風景を見ていると技の完成度がめちゃくちゃ高い。めちゃくちゃ綺麗でお手本のようなトリックをしてくる。試合で使えて勝つレベルまで続くんだろうと思った。

『同じ技ばっかり繰り返して面白いのかな〜?』って思ったけど、そもそもその子たちは面白い、じゃなくて大会で勝てるかどうか、を意識してればそりゃ意識も違うよなと。

自分の納得か正解か

自分の場合は完成度はある程度で良い。その子達やそのコーチからするとかなり雑で荒めに見えるはず。自分の中で『おっけ、これくらい出来たら次違うのやろ』の気持ちが強い。

それでも一応自分の中にも『空中で見たいところ見えたか?』『着地は余裕があったか?』とかとか確認リストみたいなものはある。もちろん彼らみたいにずっと同じ技を打ちまくる時もある。

フリーライドという種目が大きく影響しているかもしれないけど、自分にとっては綺麗にやるよりも不整地なランダムな状況で多少雑でも上手く対応しながらトリックができる方が重要度が高い。

次あれやりたい

逆に自分の中に納得するラインを持たずにやってると、結構ダラダラしてきて辛いところがある。『あれが理想だけど、今日はこれで良いか』みたいに敗北しながら上手く納得すると便利。

新しい技をやる時間が増えたり、他のトリックで遊ぶ時間も増える。意外とこの遊んでる時に『これ使えんじゃん!』みたいなのに出会ったりするから面白い。

どこまで極めるか?は自分の納得するラインはどこなのか。自分はある程度できたら、他の技やってみよ〜、やったらどーなるんだろ〜となるタイプ。

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書いた人

勝野天欄

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