ラストの大会
今シーズンのヨーロッパ遠征最後の大会となったNendaz戦。3戦やった中で1番滑るラインがはっきりと決まらないまま滑った大会になった。
でも転けずに自分のラインを最後まで通せているので滑り自体は悪くないはず。ただこの大会が終わった後に『あ〜もっとせめて滑ればよかったのか』
と思うことが多かった。その前の2戦で総合トップにいた。2位と4位だったので今考えれば3戦目は4位以上の滑りを目指せば良いよねとなる。それか大会に出ずに撮影でもするか。
パッとしない感じ
ただ当日はすごく混乱していた。迷ってた。『置きにいく滑りをして怪我なく終わるか』と思えば『まだ確定したわけじゃないから攻めた方が良い』と思ったり。
いつもなら『っしゃいったるぞ〜!』となっていたけどこの時はパッとしなかった。2戦終わった後から多くの人から『FWT確定だね!』と言われることも影響していたと思う。
そんな言葉には影響されないと思っていたけど、普通に影響してた。目の前の滑りに集中すべきなのに今の自分のポジションをどう守ろうかと気にしていた。
影響される人
その結果9位で終わった。自分とは対照的に皆攻めたランをしていた様に思う。僕は結局スタートする時までラインが決まらず第1戦と同じランをした。
はっきりしてないまま中途半端に滑り出すとそれは結果もはっきりしていなかった。そして自分は周りの言葉に影響される人だともわかったし、周りが何を言うかは自分にはコントロールできない。
『4位以上を目指す滑り』をすると言うことが頭の中にあったかもしれないけど大会が終わるまで出てこなかった。『俺がやりたい滑りはこーじゃねーなー』とランが終わってから気づく。