フリーライドの大会には他の競技を経てから来る選手は多く滑りにそれぞれの特徴が出てくる。
自分の特徴
僕がフリーライドスキーをする中で特徴だと思っているのはエアーのセンス。具体的にはテイクオフ手前の丁寧さと空中感覚。
これらは中高の時にトランポリンを飛んでいたこととスロープスタイルと呼ばれるジャンプをやっていたことが大きい。
テイクオフ前の丁寧さはモーグルをやっていた時代が影響していると思う。どれだけバランスを崩そうがジャンプ手前では体を良い体勢に戻す必要があった。
逆にアルペンスキーなどの力強い滑りというのがまだまだ、という感覚。
特徴を知るには
自分の特徴について書いたがそれらは周りの人から言われることが多いことやジャッジの人に言われたことが多い。
特徴というのは周りと自分を比較した時に出てくる差のことを指しているのかなと。
もし地球上に自分1人しか100mを走っている人がいなかったら自分の特徴は見つからないと思うし、
もし僕がビックエア競技(ジャンプがメイン)で戦っていたら『ジャンプが得意です』とはならない。比較対象を変えることで自分の特徴が変わる。
比較対象
比べる対象がいるから今の自分のポジションがわかったり、特徴的な部分がわかったりする。
逆に比べることで悩んだりもするし、比較対象を変えると自分の特徴も変わる。
成長していく中で比較する、されることは避けられないと思うが一定の距離を持っているように意識したい。