バンドライブがあった日、この時はスキーをする人よりもスキーをしない人達の方が多かった。
雪山での時間の使い方
ヨーロッパにあるスキー場にはファミリーや高齢の方など幅広い年齢層お客さんが多くいる。
だがみんなスキーを滑っているか?と言われると、そんな事はない。皆それぞれ雪山での時間の使い方がある。
朝数本滑ったらあとはみんなでランチ、ビールでゆっくり。数本滑って宿に戻ったり。
スキーはついでで良い
日本を例にすると花見の感覚に近いのかな。『桜を見る』を理由に集まるが実際は昼間から飲もうよ。と言う雰囲気がある。
つまり理由が欲しいだけかもしれない。友達とランチする理由が欲しい、ビールを飲む理由が欲しい、雪山でリラックスしたいと思う人たちが
『スキーに行こう(まぁ滑るのは数本にしてランチ、ビール、カフェに行こう)』こんな意味合いで使っている。
スキー場はスキーだけをするための場所ではない、と言うことをヨーロッパで強く感じた。お客さんとスキー場の距離が近い。
ランチを食べにいく
『スキー場はスキーをするところ』と言う感覚が強くあると感じる。一方で日本にはクオリティの高い食べ物、お酒、温泉など地域によって魅力がたくさんある。
日本のお客さんのスキー場に対する認識が『スキーをするところ』から『自然の中でランチするところ』などその人にとって別の意味を持つ場所に変化するとお客さんとスキー場の距離が近くなると思う。
ここで『お客さんの認識というのはどのように変わるのだろう?』という疑問が出てきた。