やってる事
今シーズンもあと1ヶ月くらいで大体のスキー場が営業を終了する時期になってきた。いつも春になるとジャンプのセッションをすることが多くなる。
特に去年は春の期間にパークで結構な数のトリックを久しぶりにやってた。高校生の時にやっていた技を取り戻す感覚で毎日飛んでた。
久しぶりのトリックになると良い感じで緊張感があって立った時はシンプルに楽しい。今年ももうそんな時期になったのかと日本に帰ってきてそう思った。
レベルアップしてる感ある?
今年はシーズン序盤は撮影、メインシーズンは大会に持っていかれる。この前大会が全て終わったあとある選手と『そーいえばレベルアップしてる感ある?』という話になった。
それは自分も感じていたことで撮影も大会もやるトリックが大体固定される。特に大会はその傾向が強い。360とバックフリップ、これをどう使いこなすか。
やってることはいつも同じ、ただステージが変わった。単純に新しいことにトライする数が減る感覚。ただ同じトリックでもやる場所が変わればそれは大きな違いがある。
わかりやすさ
何が言いたいかというと、中、高校生の時はほぼ毎日行き帰りの車の中で親に『あの技立ったさー!あれ出来たさー!』という話をしてた。進捗がわかりやすかった。
それが今はほぼない。同じ技だけどむずい環境でできるようになった、これが今の状況になる。そう考えるとレベルアップはしてるのかも。ただ目にわかりやすい形ではない。
これから春シーズン。パークでやりたいトリックが頭の中にたくさんある。あの体で感じる『レベルアップしてる感』がもたらしてくれる嬉しさ、楽しさはめっちゃ大事だと感じる。