やめ時があるヨーロッパ

2022.05.14

約3ヶ月ヨーロッパに滞在し8カ国ぐらいに訪れた。ほとんどeu圏内だったがスイスやジョージアにも。

ヨーロッパのフランクフルト行きの便だったが空の上にいる時に入国のルール変更があったらしく乗務員の方達も手探りで対応していた。ちょうどオミクロンが流行していた時期だった。

ちなみに今から書く内容は2022年の1月後半から4月後半までの出来事。

雰囲気

自分がヨーロッパで行動を共にしていた友達たちはほぼ全員が既にコロナに罹っていた。僕のようにヨーロッパに遠征に行ったグループもほぼ全員がコロナに罹った。

移動が多い人はワクチン4,5回打っている人もいた。

国によって様々

euではAntiCovidパスと言うものを持っていないとレストランやお店に入ることが出来なかった。ワクチンを2回打っていれば薬局に行きもらう事ができる。逆にこのパスを持っていればヨーロッパ内の移動や食事は簡単になる。

euは4月くらいに皆規制緩和されたイメージ。

オーストリアは最も厳しい印象だった。ドイツも似てる。FFP2マスクの着用義務があり公共施設、公共の乗り物、スキー場のゴンドラ等では必須だった。オーストリアは他国から入国の際covid陰性証明書が必要と記載されていたが車、鉄道を使った移動で確認されることは一度も無かった。

フランスやスペインは公共施設を利用する際にはマスクが必要だったがFFP2である必要はなかった。

euではないがスイスは規制は強くなかった。4月くらいにはマスクも必要なかったと思う。オーストリア、スイス、フランスを行き来する事が多かったがスイスとオーストリアの差が激しく感じた。

オーストリアで3回目のワクチンを打った。無料で打てるがオーストリアの社会保険番号がないとAntiCovidパスに3回目の情報をアップデート出来ない。ない場合は紙で3回目の摂取記録が渡される。AntiCovidパスには2回の接種記録があれば十分だった。

ルールに従う

友達たちは『○月○日にルールが変わるらしい』などとルール(規制)の話をする事が多かった。ルールが決められている分それを破ると罰則があったりする。

ただ、規制の解除というのがはっきりしている分やめ時があるという意味で非常にわかりやすいなと思った。

日本帰国時

羽田に着いてから羽田を出るまで3時間かかった。まず着いてからは長い通路を歩き、過去2週間の渡航先やパスポートの確認等がある。必要アプリのインストール(僕はしていなかった)もここで行った。次に書類の確認があり不備がなければ、そのあとpcrテストを受ける。長蛇の列に並びながらの対応になるので長旅で疲れているはもう一踏ん張り。テスト結果は長くても1時間くらいで出ると思う。その間は待機。その後陰性が確認出来ればcovid関係は終わり、ワクチンの接種回数や渡航先によって待機期間が変わってくるがワクチン3回目接種していれば大体待機はない。ちなみに海外で取ったpcr検査の書類を日本で確認されることは一度も無かった。

日本は入国のハードルが高いなと感じた。ヨーロッパではcovid関係で足止めを食らうことはほとんどなかった。ギリシャで一度pcrテストがあったのと他はanticovidパスの確認くらいだった。

ルールに従うヨーロッパ、解除されれば規制無し。やめ時があるのはわかりやすかった。