超えられないものを獲得した時

2023.04.28

超えられないもの、超えられるもの

世の中にはすごい記録やすごい功績がたくさんある。スポーツだと100メートル9.58やイチローの3000本安打など。

またエジソンの電球の発明や南極大陸単独横断なんかもすごい功績。発明系は学校の授業で習ったりする。

両方ともアップデートされる。スポーツは分かりやすく数字で出ているので、記録の更新がたまに起こる。逆に後者はLEDライトなど機能が改善されたりする

最初の1人

前者は記録の更新が行われると人物も塗り替えられる。9.58よりも早く走る選手が出るとボルトの存在も時間と共に薄くなる。

だけど後者の発明や初横断なんかは最初に達成した人という位置は変わらない。教科書にはエジソンはよく見るがボルトは将来の子供たちの教科書にはいないかもしれない。

初めて9.58で100メートルを走ったこと、初めて電球を発明した人。どちらも世界で初めてなのにいつか塗り替えられるものと塗り替えられない違い。

自分が向かっているのはどちらか

今シーズンFWTへの出場権を獲得した。そして自分にとって大きな意味があるのが出場権の獲得方法。

日本人で初めてヨーロッパ、アジア、オセアニア予選を通過してFWTに上がった最初の人になったこと。そしてこれは塗り替えられるものではない。

競技をやっているとタイムやポイントなど記録の更新が身近にある。ただその環境でも塗り替えることのできないものもあると気づきました。

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書いた人

勝野天欄

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