街でよく見かける
スキーシーズンが終わって街に出かける。山から都会に来ると『〇〇スタイル』みたいな看板やワードをよく見るようになったと思った。特に心斎橋とか。
そういえばスキーを通してもスポーツスタイル的なワードをよく聞いていた。アウトドアブランドがオシャレになって、都会にウケてる。
スキーをやっていても『スタイル』と言う言葉はよく聞く。最近は『イケてる格好』をして滑っている人が増えた印象。カッコ良いし、それで良い。
買えるもの、買えないもの
ただ自分の中にあるのは『スタイル、スタイルほざく前にめっちゃ上手くなれよ、そっからだろ』と言う気持ち。そんな時ある海外の大手ブランドオーナー兼アスリートがラジオで
『スタイルは買える、才能は買えない』と言った。この言葉を聞いてこの記事を書いてる。何か自分の考えと似たものを感じた。
スタイルを買える、これはファッションと同じ感覚で『あの服を着るとあの雰囲気になれる』と言ったもの、つまり真似できる。才能は買えない、これは元々備わっているもの、動くとバレる。
出す、出てしまう
スタイルがある、ないでよく語られるがあまりしっくりこない。自分のスタイルに対する理解は個人個人が既に持っているもの。骨格、筋肉量、肌の色、髪の毛の質、目の色とかとか。
つまりスタイルは『出す』のではなく、『出てしまう』もの。めっちゃ上手くなった先にその人の体にあった洗練された動きが出てくる。それは無駄な動きがなく、綺麗になる。その人の姿勢がそこにある。
スタイルは出しに行ってる時点で、君はそのレベルにまだ達していない、順番が違う。まずはめっちゃくちゃ上手くなる。それにスタイルは好みの話だ。好みはズレとも言える。