失敗してもニヤついてる
このフランス人はランが失敗してもそこまでメンタル的なダメージが少ないように見えた。そうしていると『てんら、俺3日後にこの女の子と一緒にスキーするんだ』とニヤつきながら話してきた。
話を聞くと『大会が上手くいったらデートに、失敗したらその女の子にスキーを教えてもらいに行く』ということになっていたらしい。どちらに転んでも女の子に会える。
失敗しているのに楽しそうに見えた。もちろん悔しがっていたけど、引きづらないし『大会の結果だけじゃない』感があってこれは強い、と思った。
失敗してキレるやつ
一方でスペイン人の友達はランが失敗してめちゃめちゃキレてた。『もし立っていれば優勝だった』『あいつは出走順を変えてた、ズルい』とかとか。
とにかく結果にめっちゃメンタル持ってかれてる感がすごかった。周りのクルーも『あいつはいっつもあーなるんだよね』と諦めモード。
真面目に取り組んでるんだな〜と思ったけどあそこまで毎回大会で感情が動くと辛いと思った。あのスタイルで大会を続けるなら生きづらそうだと感じた。
心ここに在らず
不純に見えるかもしれないけど、失敗しても楽しそうにしてる彼と、真面目に取り組んでいるように見えるが感情が振り回される彼。
大会の結果が全てじゃないだろう感が出ている前者を見た時に、たまに『心ここに在らずだなーこの人は』という人がいることを思い出した。そういう人はめっちゃ楽しそうに見える。
大会に全体重を乗っけられるのに、その乗っけた体重が結果に振り回されることがない。不思議だけど前者の彼はそうだった。