慣れてくると見えてくるもの

2023.04.17

スポーツをしている中で

スキーで新しいトリックを練習し始めた時とそのトリックを習得して時間が経った後では同じ動作をしていても見えているものが違うことがよくある。

練習し始めはとにかく立つ事、回ることに精一杯で『とにかく立てれば良い』と考えることが多い。タイミング、見るポイントなど知っていても体で使えない。

それも何度もこなすうちに、意識することが減っても同じことが出来るようになる。そして形や見えるポイントなど今まで捉えていなかった部分にアプローチし始める。

シェアハウスで暮らしていて

もしかしたらスポーツだけに限った話じゃないかもしれないと、最近複数人で場所、環境、時間をシェアする生活をしていて思うようになった。

初めは気にならなかった、もしくは見えていなかった人の仕草や意見が耳に引っ掛かるようになったり。『あれ、そんなこと言うんだ』ということがある。

これも最初は生活するので精一杯なので何かを気にする余裕もないが、慣れてくるとその人の人間性が見えてくる気がする。そして自分もその1人であると言うこと。

自分の意識する範囲が広がっていること

スポーツの場合でもシェアハウスの場合でも時間が経過すると見えてくる景色が変わること、そしてそれは周りが変化しているのではなく自分の見える範囲が広まったから。

『自分の意識が届く範囲』と言うのがありそう。そしてこれを簡単に言うと『慣れ』と言うのかもしれない。少しスポーツに寄りすぎてるかもしれないけど。

同じトリック、同じ空間で過ごしているのに『自分の意識が届く範囲』が変わることで自分の周りが変わったような感覚になる。とても不思議。

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書いた人

勝野天欄

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