よく言えてる
最近自分の発する言葉に敏感になる時があると感じる。それは綺麗なことや言えてること、上手くいったようなことを言った時。
簡単に言うと『わかったつもり』でその言葉を発するとき。これに吐き気を覚えるくらい嫌な感じがする。そういった言葉は手に入れやすい。
自分の感覚では抽象的なことを話す時にこれが多いと感じる。具体的な事がない上に抽象的な話をすると言葉だけがあって、ふわふわしている。
自分の言葉
なぜそう感じるようになったんだろうと少し考えた時に、少なからず『現場』のリアルな声を持っている人と話す、『ホンモノ』と言われる人と話す。
この経験が効いてるのだと思う。この人たちと話すときは『実体験』や『経験』があり、そこには具体的なものがある。言葉はシンプルでもこっちの方が聞き入ってしまう。
自分が『こんな事を経験した』というところから生まれるその言葉は面白い。咄嗟に言葉出てくることもあれば、後で本を読んでる時なんかに『この言葉だ〜！』って時もある。
自分の経験からくる
心の中に『でもそれお前やってねぇじゃん』て言う気持ちがある。実体験がないから聞かないと言うと極端だけど興味は薄れる。
話を聞いてる中で『実体験？』と言うセンサーのようなものが働いてる。自分が話す時も『実体験』を持って話すときは話しやすい。
そして実体験からくる言葉は『感覚的』なものがあるから、その人の言葉が出てくる。そこが面白いし、綺麗な上手な聴きやすい抽象的な言葉とは違う。
