体で覚えるまでのプロセス

2024.08.17

まずは現状確認

R-bodyでトレーニングする中で新しい動きを覚えることが多い。スクワット1つとっても両足、スプリット、片足など形が変われば体の動きで意識することも変わる。

新しい動きを覚える時、まず現状確認から入る。まずやってみる。その時の癖を見る、体の左右差だったりねじれなど。要するにこれは今無意識で体と脳が行っている動きになる。

これを確認し、改善点を見る。自分の場合はスクワットの時右脚首が内側に倒れてしまい、膝が内側に入り、右腰が外側に出て大腿筋をよく使う、真下に落ちれていないスクワットだった。

意識的に、そして注意すること

次の段階では意識的に正しい動きに戻していく。先に挙げたスクワットでいくと、足首の内側に倒れる癖、内転筋、中臀筋の強化が具体的なものになってくる。

ただここで先に言っておきたいのは100%を目指してはいけない、という事。これはトレーナーの方も『目的はパフォーマンスが上がること、トレーニングが上手くなることじゃない』と言われた。

やっていくと、普段の動きと新しい動きで体と脳がぶつかり上手くはいかない。10回やって3~4回できる感じ。全然これで良い。重要なのは負荷を強くするのではなく正しい動きを丁寧にやること。

再度、無意識へ

そうすると段々精度が上がってくる。意識してできるようになると出来た時と出来なかった時の差がわかるようになる。『出来なかった時や調子悪い時は無理にやらなくて良いです』

そして『あれ?出来ない、出来ない』と言って何度も繰り返すとその感覚を覚えてしまうらしい。なので出来なくてもそこまで気にしなくて良いし、違う種目に変えて良いという事だった。

最後には無意識にできるようになる。本番なんかでは意識せずに体が勝手に動くことが多い。その時体はどう反応したか?新しい動きを体が覚えた、かどうかここで分かる。

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書いた人

勝野天欄

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