雪と空。木が最高に綺麗だった。
無駄遣い
普段から何にエネルギーを使うか?というのを意識するようにしている。体のエネルギーも精神的なエネルギーの方も。
何かを選択するとき、エネルギーがないとうまく決められているのか不安になる。頭が回っていない感覚に近いかもしれない。
大会でも削る作業はある。最初はどのラインをチョイスするか。選択肢がたくさんある場合はどのアイテムをなぜ選ぶのかをよく考える。
『あれは雪が少ないし飛べなさそうだね』『着地後にコントロールするスペースが短いよ』など見た時の感覚や経験からアイテムを絞っていく。
それ以外にも『板のセンターはどっちにしよう』という選択もある。どちらの板を使うか決めた後はその選択に自信を持っていたい。
余白作り
大会当日はランがほぼ決まっていて『考えることがない』というのが僕の理想。乗る板も滑るラインも決まっていれば滑りに集中できる。
同じことを何度も繰り返していると余裕が生まれる。スキーで言うと同じトリック例えば360を何度も繰り返しているとそのうち『グラブしてみようかな、ワンチャンいけるかも』
そんな風に思うことがある。これはトリックに対して考えることが少なくなり余裕が生まれた結果だと思う。
余白を持てば何か新しい要素が入ってくるスペースを持てる。
余白を作るために何を削るのか。そんなことを考えながら過ごしています。