森の中を歩いたり走ったりするのは最高に気持ちが良い。
難しい
自分が無知だという前提に立って生活するのは難しい。気づいたら勝手に判断していることが多い。
さらに自分の中に無意識にできあがっているものなので自分ではもっと気づきにくい。
この2年間家の近くをサンダルで走っている人がいた。僕はそれを見るたびに『なんで靴を履かないんだろう、ランニングシューズならもっと楽なのに』
と上から目線で見ていた。だけどこの前ワラーチと呼ばれるマラソンやトレラン用のサンダルがあることを知った。
ワラーチとはメキシコの山奥に住むララムリ族という日常的に100マイル(160km)を走っている『走る民族がいる』その彼らの履いている履物がワラーチと呼ばれるサンダル。
ワラーチは人間本来の走りに近づくことによって故障しにくい走り方になる。
2年間も上から目線で『ランニングシューズが楽』と見ていた自分が愚かすぎる。
違和感を大事に
無意識に『これはこう』と決めていることが多い。普段生活する中だとこれが楽で毎回考えなくてすむ。
ただ、楽だけど『固定観念』みたいなものになりやすい気もする。見たものに対して違和感があると自分の考えに合わせたくなる。
僕は自分1人で自分の固定観念に気づくのは難しいと考えている。自分は無知だという前提にたって生活するのもかなりレベルが高いことのように思える。
僕の考えとしては外からの刺激に対し違和感があった時に『なぜ違和感があったのか』と自分の心を注視できるようになれば見えてくるものがあると思う。