緊張と緊張感

2022.06.09

オーストリアで開催された大会のスタートゲートから。

緊張する

大会では緊張する方だと思う。

チャレンジャーの気持ちで望む大会はあまり緊張しないが、逆に『勝たないと』と思う大会は緊張することが多い。

勝ち負けについては試合に勝つと変わることという記事で書いた。まだ読んでいない方は是非。

ヨーロッパでも本戦に上がるだろうと予想されている選手とリフトで話した時は彼から緊張感が伝わってきた。逆にあまり期待されていなかった選手が3回連続優勝し本戦へと上がることもあった。

優勝した彼は『ワイルドカードで上がってきたから気持ちが楽だったんだ』と言っていた。僕もワイルドカードで上がっていた分その気持ちはよくわかった。

普段の練習から

普段滑る中でトライの数が増えるとその分集中する時間も増えるし、緊張感も持つ場面も増える。

良い緊張感を持って滑りたいとは思うが、緊張して滑りたいとは思わない。ある程度の緊張感はメリハリもつく。

この緊張感を持って滑るという感覚が海外で滑る時に感じることが多い。緊張感慣れなのか一瞬の集中慣れなのかわからないが皆んなトライまでの距離が近い。

緊張と緊張感は違う

普段滑っている中で自然と緊張感漂う空気になることがある。そしてそれは良い雰囲気だと感じることが多い。ある程度の緊張感を持って滑る時が成長していると感じる。

緊張感は『ドキドキ、ワクワク』緊張は『ズキズキ』と言った感覚。

普段の生活からある程度の『緊張感』を持ってトレーニングしていき、『緊張』と『緊張感』を見極められるようにしていく。

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書いた人

勝野天欄

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