大会での集中

2022.06.11

ここまで登る斜面が急すぎて、一歩ずつ慎重に丁寧に登ってた。

集中してどんな状態を作りたいのか

大会に出る時、できるかどうかわからない技に挑戦する時とか大事な場面で『集中しよう』となる。

僕の感覚では集中できた状態というのは目の前に意識の全てが向いている、逆にその他のことは頭の中に浮かんでいない状態。

その他のことというのは、不安や期待からくる想像のこと。『優勝したら〜〜』とか『これコケたら〜〜』みたいなこと。

集中したい時に邪魔な存在になる。特にフリーライドスキーの場合は反射的に体を動かすので一瞬の判断が大事になってくる。

ただ、判断という言葉を使ったが脳で考えてるのではなく反射的に動いている感覚。

集中するために

集中するために何ができるのか。人によって色々と違いそう。

音楽を聴いたり、コーチや友達と話したり、1人になったり。ルーティーンを作ったり。

僕は音楽を聴くことが多い。ただそうかといって全ての大会で音楽を聴いているわけじゃない。まだ定まっていないんだと思う。

定まるものなのかな。でもある程度情報のシャットアウトがあると集中はしやすいと思っている。

日本の大会に出るときは周りの話し声や内容が聞き取れてしまうので聞きたくなくても聞いてしまう状態が多い。

逆に海外だと日本語と比べて頭に入ってくる情報は少なくなる。 その分周りに影響されることが減って楽な感覚は確かにあった。

『他のことは考えていない状態』とか『頭に入れる情報を減らしたほうが楽』という感覚はなんとなくリンクしている気がする。

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書いた人

勝野天欄

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