自信を『持つ』と『ある』の違い

2022.06.12

ヨーロッパ遠征で一番自信のあった大会。映像はこちらから。

自信

自分の能力や価値などを信じること。自分の行為や考え方を信じて疑わないこと。

精選版 日本国語大辞典

大会やトリックに挑戦するときに自信があるとないのではパフォーマンスがかなり違う。気分が乗って来る。

たまに『結局最後は気持ちなんだよね』ということを聞くが結構その通りだと思う。

試合直前になると身体的に新しいことを覚えるのは難しい。今までやってきたパフォーマンスを最大限出すには気持ちを整えて挑もうと考える。

大会までの期間でやるだけやっていれば(量が多ければという意味ではない)大会を迎えた時に『やれることはやった、あとは全力で挑むのみ』

という心境になる。『開き直る』という感覚にも近いものがあると思う。

少し受動的なもの

自信は気づいたらある、みたいな状態が僕の理想。自信は少し受動的に手に入れるものなのかなと思う。

少し受動的に自信がある分選手は『イケる気がする』『なんかイケると思った』といった感覚を持つのかなと思う。

こう言った根拠がない自信は過去の練習やある程度開き直りからきているものなのかなとも思う。

逆に自分から自信を持とうとすると、自分の体の感覚と気持ちがリンクしていないので違和感を覚えるのではと思う。

『コケるときはコケるし、ミスるときはミスるから仕方がない』と思うことで『コケたらどうしよう』という不安が少なくなっている。

自信がパフォーマンスに影響することはもちろん、自信をつける過程にも違いがあるのではと思っています。

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書いた人

勝野天欄

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