テカポ湖の色がとってもキレイだった
コーンが2つ
海外で開催されるトレイルランニングの大会でゴールが2つのコーンが置かれているだけの大会がある。
よく大会では開会式や閉会式を派手に演出して盛り上げている。大会の雰囲気が出てくるしそれが1つの楽しみになっていたりする。
ただ先に挙げた大会でコーンを2つだけ置いている大会主催者の思いが面白かった。『レースは結果を出すことが目的ではなくて、選手が何を得たいかを考えたときに欲しいのは経験だと思う。』
彼は『美しい自然と人々がこのレースを作っていると言うことが大事』とも言っていた。
ゴールに求めているもの
僕自身がゴールに求めているものはあるのかと考えてみた。それは『終わった感』だったり『達成感』を感じやすくしてくれる場所かなと思った。
それがゴールテープだったり、完走賞だったり、インタビューだったりするのかもしれない。
ただ彼の言葉を聞くと、『楽しまされている、楽しんでいる』と言う感覚がありそうだとも思った。
プロセスであること
ゴールまでを楽しんでいるか、と考えるとプロセスを大事にしているかと繋がると思った。
大会側に用意してもらった箱で楽しう遊ぶと言うことは、楽しんでいるのか、楽しまされているのか。
160kmも山道を走って待っているのはコーンが2つのゴールなのか、一緒に走った、応援してくれた仲間がいると思うのか。
物理的には2つのコーンかもしれないが、心理的にはそこに多くの意味、仲間、時間、思い出などが関わっていることに気づく。