大会
16歳の冬に初めて本州のスキーの大会に出場した。その時はスロープスタイルをやっていたのでスロープスタイルの大会に出場した。
結果は2位だった気がする。だけど大会の雰囲気というか選手がチームで動いていて親もコーチもついていてなんだかびっくりしたのを思い出す。
その数日後にフリーライドの大会の前走をさせてもらった。その時に有名な選手と車の中で話したことは今でも覚えている。そこで初めてFWTの存在を知った。
選手はわかってる
選手は自分が今どのくらいのレベルにいるのか分かる。16歳の時の自分もそうだった。本州の大会に行き、ニュージーランドのパークを滑って彼らと自分の環境の違いなど現実を知った。
そこから僕はフリーライドの方にシフトチェンジした。その理由は『世界で戦ってみたい、海外で自分を試したい』という気持ちがありフリーライドの方がそれに近い位置にいると思ったから。
ニュージーランドのパークで自分より年下の奴が半端ないトリックをしているところを自分の目で見れたからこそ『パークはおっけい、フリーライドで行こう』となれた。
今のところ当たってる
フリーライドにシフトチェンジしてから自分の活動範囲が広がった気がする。ニュージーランドに行ったりヨーロッパに招待されたり、自分に合っていると結果からも思った。
そして今はFWTという最高峰の舞台に来年立つ。今の所は16歳の自分の選択は当たってる。パークを諦めたからこそフリーライドでここまで来ている。
覚えているのは『パークで日本のトップになるか、フリーライドで海外に挑戦するか』という感覚。パークでは頑張っても日本のトップだと判断していた。