イメージが音になる時

2023.07.30

イメージ

この前クライミングをしながらイメージの話をしている時に出た言葉が頭に残っているので書き残しておく。トップにいる人 = やり込んでる人という理解で書いていく。

スキーでもクライミングでもトップにいる人と始めたばかりの人とでは見えてる世界が違う。同じものを見たときに見える範囲の差。それはイメージの段階から違うと思う。

トップにいる人は大事なポイントにフォーカスできるし、一通りの流れをイメージすることもできる。テイクオフに集中しながらその時の体の体勢も見えてる感じ。逆にイメージすらしない部分もある。

覚えてない

そしてイメージする時も1人称の目線でイメージしている時もあれば3人称の目線でイメトレしている時もある。そしてそれを無意識に使い分けながらイメージしている。

『1人称でイメージしてる?3人称でイメージしてる?』何度か聞いた事があるセリフだけど、実際トップにいる人たちは1人称でイメージしたか3人称だったか覚えてないんじゃないかと思う。

自分の経験から無意識に使い分けながらイメージしているから思い出そうとしてもよくハッキリしない。なぜ使い分けたのか?本人ですらよくわかってないかもしれない。

音がある

一緒に登っていたクライマーが『ガシ!っていってグーってやってッポンって感じかな〜』とか言ってるのを見て、その音で再現してる感じがスキーの時と重なった。

自分のイメージを直訳した時に音が出てくる感じ。人によって音は違うと思う。それでも音を聞いて『あ〜やっぱそこっすよね』となることもある。

それに『違和感に感じるところが見えてくる』と言っていた。この『探しに行ってなくて、あっちから来た』みたいな言い方。本当に面白いと思う。

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書いた人

勝野天欄

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