『トレーニングだね』
『夏は何してるの?』と聞かれたときに『今はクライミングやってますね〜!』と答える。すると『お、良いトレーニングだね〜』と言っていた。
自分の中では少し違和感を感じる。確かにトレーニングになっている部分はあるかもしれない。だけどそれが理由で始めたわけじゃない。
『やっぱ筋トレとかめっちゃしてそうだね〜』と言われることがあるが『あざす!でもジム入ってないんですよ』と言う。何かに反抗する自分がいる。
なぜやるか
全てスキーのためにやっている。そんな生きにくい、息苦しいのは耐えられる気がしない。面白いから楽しいからやっている。スキーだってそうだ。
地獄の練習、猛特訓はあまり向いてない気もする。トレランやクライミングで自然とプッシュするような時はあるけど地獄とか修行とかはあまり思うことはない。もちろん『キッツ〜!』はある。
小中とサッカーをやっていたが緩かった。中学なんかは練習より試合の方が多かった気がする。それでも面白かった。キツければ良いものでもない。
繋がってる?
クライミングをやってるとスキーと繋がる部分があることに気づく。例えばラインを読むこと、ムーブの中にエネルギーの強弱があって休んでいる時間があること。
繋がりを見つけると面白さが増す。クライミングは映像を作る人たちもいた。それに、何がスキーにとって良いかなんてわからない。なぜ上手くいったのかもわからない。
クライミング自体が面白くてやってたら『あ、なんか似てるかも』と感じる時がある。見方次第で繋がったり、繋がらなかったりする。