引き出しの数

2023.09.09

撮影

今回のニュージーランドでは撮影をすることがメイン。今までの海外遠征で初めて大会に出場しない遠征になっている。

撮影はこのコンディションの中では今のところ順調だと思う。今のコンディションの中でできることをやっている。数分の映像を作る予定でフッテージを貯めている。

フッテージ量も必要だけど、同じ画やトリックが並べばつまらなくなることは想像できる。撮影していて自分の引き出しの数の大事さに気づく。

引き出し

持ち技の数、それにアイテムの使い方、どの地形を使うか、いろいろな要素があってトリックがたくさんあっても飛ぶだけの映像じゃつまらない。

そして思いついたことをすぐに伝えて、やってみる。形になるかみてみる。逆に話す中でやる意味がないものもあったりする。

例えば光がない時は良いトリックを残しても印象が想像と違うものになる。だからそんな時はフィルマーに『それはこうなってしまうよ』と教えてもらえる。

準備

まだ数日間しかやってないけど、撮影する中で大事だな〜と感じることが3つある。1つ目は心身ともに健康な事。当たり前だけどこれがしっかりしてないと良いパフォーマンスが出ない。

2つ目はフィルマーとのコミュニケーション。完全一致がない分、たくさん話して近づける作業が大事。3つ目はやる必要がない時はやらないこと。リスクと時間。出来た!よりもいい絵を残すこと。

1つ目がしっかりあれば、フィルマーとのコミュニケーションに余裕ができる。焦りも少ないから無駄なトライも少ない。撮影期間はその準備体制にいつもいる気がする。

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書いた人

勝野天欄

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