お客さんの体力

2023.10.18

与えられた時間

以前の上映会で感じたことがある。それは自分に与えられた時間をしっかりと把握すること。把握せずにダラダラと話されるのを聞くほどお客さんは強くない。

というかそこまで興味ない、ということ。それをすごく感じた。自分の耐性がなかったのかもしれないけど、とにかく話が長くて興味を持ち続けるのが辛かった。

いろんな上映会が世界各地で行われているけどどんな感じなのか気になる。この時代お客さんの集中力が数時間も持つのは稀だと思っている。

辛い

見る側が辛いと感じてしまう、しかも時間が押していく。集中力もなくなればそこにいるのが退屈になってくる。退屈になればスマホがある。

話す側も自分でお客さんの自分に対する興味を削っているように思えた。大事だなと思ったのは短く明確に伝える準備があることと、話を切る勇気があること。

話を切ることは最終手段だし、話し手もやりたくないだろうと。であればしっかり準備しようとなるはず。自分語りで気持ちよくなっているのは君だけ。

お客さん

お客さんにも体力がある。そこにい続けることは体力を使っている。お客さんに1番伝えたいことは何か?そのトークで伝えられることは多くないはず。だから絞る。

自分の場合はお客さんには映像を見てほしい。それがゴール。説明や裏話は時間があればで良い。映像が見られたらトークは捨ててもらって問題ない。

そのくらいの気持ちで行かないと退屈になる。お客さんの興味や好奇心が薄くなる。自分ですら辛い時間があった。上映会でまた1つ学んだ。

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書いた人

勝野天欄

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