なぜこだわるのか

2024.08.18

勝負の世界

スキーをしていてたまにビックリされるのが、両方向回せること。特にフリーライドだとあまり居ないのでビックリされる。ただ両方向出来てもそこまで大会での効果は大きくない。

大体勝負の世界になると自分の得意分野で勝負するようになるもの。わざわざテクニカルな逆方向とかやるのはリスクが大きいし、練習の時間も多くかかる。要領がよくない。

使う回数は少ないし、やったらやったで難しいし。スロープスタイルだったら話は別だけど、フリーライドはそもそも逆方向とか気にしていないジャッジもいるはず。

子供の頃の夢

なぜそんな容量がよくないことをやりたがる?と少し考えてみると、小中学生の時の夢が4方向ダブルやるってことだったことを思い出した。これが今でも頭の中に残っているんだと思う。

それに性格もあると思う。どっちも出来ていたいという完璧主義的なところ、それに人と違うと感じれるところ。それが気持ち良くてやってる所もある気がする。

完璧主義なんかは、強く持ちすぎるとあまり良くないのは分かる。大会で使えないのに、めっちゃ習得するの時間かかるし。だけどそれでも4方向出来た!って言いたい気持ちがある。

容量悪くても楽しめればそれで良い

大会を続けるシーズンが続くと頭の思考もそっちに寄っていく気がする。大会で勝つためにはこれらの技があれば良い、よし、精度上げてこ。となる。

だけどそれだけだと単純に『楽しい』ファーストのスキーがなくなってしまうような気もする時がある。『あのトリックやってみたいな〜』の感覚に従って取り組むのはめっちゃ面白い。

今のところは2つ雪上で立ってる。残る2つのうち1つは練習では結構良い。残る1つはまだ取り組んでない。完全に自己満。だけどこれ大事。

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書いた人

勝野天欄

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