
7年以上
22人くらいのスキー男子がタイトルをかけて争い、途中で半分が落とされるという仕組み。そのゲームに参加して2年目。中には7年以上も続けている選手もいる。
競技特性を見ると10代後半から20代がメイン。4,5シーズン続ければ長くいる部類に入る気がする。まず7年以上もシーズンを続けることはとてもすごい。
特にここ数年は若手が一気に増えて入れ替わりが激しくなっている。そんな中で残っているのも『トップに居続ける』と言うことを体現していてカッコ良い。
この後どうするの?
一緒に移動している時に気になって『大会の次のチャプターは何?』と聞くと『スキーバムに戻るかな〜、DJするのもありかも』とか、会計士の資格を今年取り終えたと言っている選手もいた。
本当にそうなるかは置いておいて、この答えを聞いて『大会を続けた選手と撮影に移った選手』がいると改めて意識した。大会に出場し続けたが、この人たちは映像作品を持ってない。
一方数年で大会から身を引き撮影に移った選手もいる。彼らは映像作品を持っていて、モービルが操れて、山の装備の使い方を知っているし人脈も広そうだ。もちろん全員が移れるわけじゃないけど。
大会で生きる
本人も言っていたが『大会だけをやってきた、撮影はしてこなかった』と割り切っている。自分がそういうスキーヤーになりたいかと考えるとそうじゃないと思った。
山の知識やモービルの扱い方なんかは覚えてからノーマルに撮影に参加するのに数年かかると皆言う。30過ぎてからと20代中盤で始めるのはだいぶ違う。
大会で活躍し続けるのはすごいし、自分もある程度は大会の環境に身を置いていたいのが理想。ただ、7年以上大会を続けた人を見た時に『こうなりたい!』と強く思わなかったのも事実。