
這い上がってくる人
3月の終わりが近づくにつれ、大会シーズンが終わりを迎える。それと同時に今シーズンの勝者と敗者が決まる。結果が出るのがこの時期になる。
特に自分は下の組から上がってくる人たちが羨ましく思った。来年までドキドキワクワクした時間があり、来年の自分の役割が確定していること。
自分がそうだったようにこれからいろんなチャンスがあって、どんどん変わっていくんだろうなと思う。彼らを羨ましく思う気持ちは上のクラスにいる人を見る時と同じ。
チャンス
チャンスがある、ということがその選手への魅力を増やしている気がする。チャンスが多い、イベントに出る機会が多いスキーヤーに魅力を感じる。
チャンスで言うと自分にも撮影やイベントに絡んでいく、また時間ができたのでスキー以外のことに時間を使うことも可能だろうと思う。
ただ、来年は初の世界選手権が開催されることを考えると、落としたくないところで落ちてしまったな〜というのが正直なところ。ファイナル枠まで1枠のところで落ちた。
上手くあること
ただ、あれだけパフォーマンスが悪かったのに残り1枠のところにいたことにも少し驚く。ネガティブにはなっていないがしっかり悔しく、他人を羨ましく思う。
もしかすると夢の時間、が終わってしまったのかという思いと、一方で大会無しの自分にはどんな価値が提供できるのか、評価を受けるのか、落ちていく感覚はあるのか、そもそも落ちているのか?
という感じで気になることがたくさんある。最近はパークで滑ることが多い。体が動くが、周りには無名だが上手い奴がゴロゴロいる。やりたいトリックもたくさん浮かんでくる。滑りに行くのが楽しみ。