挑戦と無謀

2022.05.31

この時のランはコケたけど1番楽しい大会だった。スイスのNendaz。

挑戦とは

辞書に以下のように記されている。

困難な物事や新しい記録などに立ち向かうこと。

国語辞書

僕は『できるかできないかわからないもの』と認識している。できる可能性もできない可能性もありやってみないとわからない、なんて状況が頭に浮かぶ。

フリースキーで言うと『cork7ができるようになってきたのでcork9に挑戦してみる』という感覚。cork7というものが体感で知っているのでなんとなくcork9が現実的な距離に感じる。

このように挑戦には『なんとなくイメージができているとか、なんかできそう』という身近な感覚がある。

無謀とは

辞書に以下のように記されている。

[名・形動]結果に対する深い考えのないこと。また、そのさま。無茶。無鉄砲

日本語大辞典

僕は『できないとわかるもの、できる見込みのないもの』と認識している。

謀には『はかり』といった意味もあるので『謀がない』となると上の深い考えのないことにつながる。

フリースキーで例えると『ストレートエアーが安定してないけどダブルコーク1080に挑戦します!』といった状態。

本人は挑戦という言葉を使っているが経験者からすると『いや、まずはその前に。。。』とダブルコーク1080までにその人が踏むべきステップを考えてしまう。

共通点と違い

どちらもリスクを取るという共通点がある。

違いは距離だと思う。僕たちの位置からは挑戦の方が無謀より近いところにある。そしてこの距離は個人によって変化する。

無謀な挑戦とはなんなのか?

たまに聞く『無謀な挑戦』これは知識と経験の違いによって生まれるものだと思っている。

挑戦する本人の知識や経験と周りの知識や経験に差があるので『僕にとっては挑戦だけど、彼にとっては無謀』という状況を作り出すのだと思う。

トライしようとしていることが自分にとって『挑戦の距離』にあるのか『無謀の距離』なのかをしっかり判断しながらレベルアップしていきたい。

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書いた人

勝野天欄

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