この時のランはコケたけど1番楽しい大会だった。スイスのNendaz。
挑戦とは
辞書に以下のように記されている。
困難な物事や新しい記録などに立ち向かうこと。
国語辞書
僕は『できるかできないかわからないもの』と認識している。できる可能性もできない可能性もありやってみないとわからない、なんて状況が頭に浮かぶ。
フリースキーで言うと『cork7ができるようになってきたのでcork9に挑戦してみる』という感覚。cork7というものが体感で知っているのでなんとなくcork9が現実的な距離に感じる。
このように挑戦には『なんとなくイメージができているとか、なんかできそう』という身近な感覚がある。
無謀とは
辞書に以下のように記されている。
[名・形動]結果に対する深い考えのないこと。また、そのさま。無茶。無鉄砲
日本語大辞典
僕は『できないとわかるもの、できる見込みのないもの』と認識している。
謀には『はかり』といった意味もあるので『謀がない』となると上の深い考えのないことにつながる。
フリースキーで例えると『ストレートエアーが安定してないけどダブルコーク1080に挑戦します!』といった状態。
本人は挑戦という言葉を使っているが経験者からすると『いや、まずはその前に。。。』とダブルコーク1080までにその人が踏むべきステップを考えてしまう。
共通点と違い
どちらもリスクを取るという共通点がある。
違いは距離だと思う。僕たちの位置からは挑戦の方が無謀より近いところにある。そしてこの距離は個人によって変化する。
無謀な挑戦とはなんなのか?
たまに聞く『無謀な挑戦』これは知識と経験の違いによって生まれるものだと思っている。
挑戦する本人の知識や経験と周りの知識や経験に差があるので『僕にとっては挑戦だけど、彼にとっては無謀』という状況を作り出すのだと思う。
トライしようとしていることが自分にとって『挑戦の距離』にあるのか『無謀の距離』なのかをしっかり判断しながらレベルアップしていきたい。