堂々とした無駄のない動き
パフォーマンスが高いプレーヤーからは恐れが感じられず、動きに無駄がなく堂々として見える。
だけど怖さがないからと言ってパフォーマンス能力が高い人が無茶をすることは滅多にない。そこには『これ以上は無理だな』『これは危ないな〜』
といった危険を察知するための不安や恐れが働いているのだと思う。
恐怖や不安はあって良い。
そう考えると恐怖を感じること自体は問題ないことで、自分の身を守るための防衛本能が正しく動いている証拠。
逆に自分に嘘をつくような感覚だったり、本当のことを言えない方が精神的に余計なエネルギーを使っている気がする。
ただ自分に思い込ませる力が働く時もあるから一概にはそうとは言えないけど。パッと見た時に感じた自分の正直な気持ちを持っている、自覚していること。
頭と体のリンク
『怖くないんですか?』とたまに聞かれるが『危ないな〜ここ』と感じることはよくある。だけど怖いままトライすることはあまりない。
矛盾しているかもしれないけど感覚的にはそんな感じ。
一定の危険があるからきちんと対応するし、恐れを感じていないから体を滑らかに思い通り動かすことができる。
これは、頭では理解できても体がついてこない事が多い部分だと思う。