1番スタート

2024.02.01

1番スタート

フリーライドの大会はジャッジによって点数がつけられる。滑る回数は1回だけということで何番目に滑るかによってライン選びも少し変わってきたりする。

フレッシュな雪を滑りたいので1番は嫌だけど4~7番あたりがちょうど良かったりする。後ろになるとラインは汚くなるが点数の情報があれば滑りの難易度をコントロールできたりする。

今までの大会転戦を通して1番スタートになったことが2回ある。2回とも結果は4位だった。うまく行っていると自分では思う。

当日

1番スタートになって1番ストレスを感じるのは1番を引いた瞬間。その時が1番『マジかよ〜!!1番かよ〜』となる。他のカテゴリーの人を見ても1番を引いた人のリアクションが1番大きい。

ただ自分の場合は大会当日や前日の夜に1番スタートで緊張したりストレスを感じたりすることはあまりなかった。他のライダーが1番スタートをイジってきたりする間になんとなく落ち着いたのかも。

もしくはラインのことを必死に考えているから『明日は1番スタートだ』と考える余裕が頭に残っていなかったのかもしれない。

やりやすさと点数

1番スタートは意外と嫌いじゃない。というのは2つ理由がある。1つは自分のペースで進められる。誰かがコケたり、点数を待ったりすることがない。2つ目は余計な情報が入ってこないこと。

ただ1番スタートの不利な点も感じる。点数が伸びないこと。平均点のような点数のつけられ方になってしまう。2回とも4位で終わっている、スタート順が違かったら?と思わざるを得ない。

少なくとも今は『もしまた1番スタートになってもそんなに苦じゃない』と思える自分がいる。経験してそう思えるようになった。

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書いた人

勝野天欄

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