インスブルックではたくさんの本物を見た。
遠い
スーパースターは雲の上の存在だったりする。テレビやムービーなどに出てくる人は遥か彼方で活躍しているような感覚が小さい頃はあった。
スキーで例えると『あの映像の人』『インスタの人』とかのイメージが強いんじゃないかなと思う。
意外と近い
スキーヤーに限るが最近は彼らが近い存在に感じることもあった。
海外の大会に行くと周りに有名な選手がいたり、そのスキー場にあたりまえのように海外の有名な選手がたくさんいたりする。
なんなら一緒にリフトに乗ることだってあった。その時に『意外と近いのかも』と思うことがあった。
当たり前だけど本物がいる環境に行けば本物たちがたくさんいる、そして本物の滑りも生で見られる。
山に行けば、大会に行けば意外と彼らに出会えるんだって思った。
でもやっぱり遠い
本物は一緒に滑ったり見ていると『次元が違う』となる。同じ環境で滑っていても全く違う滑り方や見せ方をしている。
直接見るとインスタや映像とは違った、何気なく漂っている雰囲気や技のレベル、見せ方まで見えてくる。
そんな時に『近いようで遠いな』と感じる。近くで見て改めて次元が違うということを知る。
遠くて近くて近くて遠い
幼少期は憧れていた選手が、環境を変えることですぐ間近で存在を感じられるようになる。そして生で見て改めて次元の違いを食らう。
本物に早く出会っておいて損はないと思いました。