忙しすぎると感じるものが少なくなる

2025.01.30

忙しいと楽しい

12月の中旬から怒涛のスキーシーズンを送ってる。撮影は楽しくてワクワクする、1本しか滑らない日もあるけど作品を作るには十分な時もある。ほぼオフなし。

大会が始まって移動も多くなった。忙しいけど撮影も大会も両方やっているのを考えると幸せな事だなと思う。数年前まで遠いところだったから。

撮影も大会も宿、移動、場所決めなんかを自分でやるからそれにも結構エネルギーを使うことを学んだ。撮影になると自分だけじゃなくなる。

覇気がない

大会は2戦終えた。10位と9位でパッとしない順位が続く。去年と比べると滑り始める前の準備段階に差がある。曖昧な部分がありつつ滑り出すから滑りもパッとしないしキレが今ひとつ。

覇気がない、そんな風に思う。迷いがあるからだと思う。他の斜面の方が良いんじゃないか?そんな感じで揺さぶられる。

去年はある程度プレッシャーが掛かるラインを設定していたから自然と良い集中に入れた。今はトリックがあやふやなままだったりアイテム前後のイメージが雑だったりする。

余白と遊び

それに今年はYouTubeを撮っていない。多分それをやるだけの余裕がない。それにヨーロッパに着いた日に買ったばかりのiphone16を盗まれた。Iphone無しでの海外の移動は簡単じゃない。

物事を面白がって動画を撮ったり、トリックを思いついたり、第3者目線で物事を見るには余裕がないと難しいと思った。今に集中しにくい、感覚が鈍い。行き過ぎれば健康的じゃなさそうな気がする。

とは言っても移動は続くし、撮影も大会もやってくる。日本からいつもより多めに本を持ってきたのが幸い。しっかり寝て、食べて、パキッと動けるように。

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書いた人

勝野天欄

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