知ること
今はなんでもすぐに知ることができる。旅行に行く時も初めて行く場所だったとしてもなんとなくこんなところ何だろうと予測がつく。
だいたいネットに出てるから写真や街並みもわかる。この便利さは自分の興味を見つけることだったり事前に知れる安心感だってあったりする。
スキーヤーとしてもYouTubeやインスタで情報を集めて行く場所を決めたりすることだってある。行った先でのミスマッチが減るから効率が良い。
感動
ただその反面失っていることもあると思う。それは感動。『すっげ〜!こんなんあるの!』とか『なんかこの辺りピザのお店多くない?』
みたいな自分の感覚的な発見。そして知らないからこそ純粋な感情が出てくると思う。事前に知ってしまえる分そう言ったことが減っている様にも感じる。
事前に手に入れた情報である程度イメージ像が出来上がってしまう。答え合わせも面白いかもだけどあまり調べずに行くと純粋に自分が気になるところが見えてくる。
教えすぎないで
僕はたまに『教えすぎないで!』と思うこともあるくらい。街並みが昔風で綺麗という情報を持ってしまうとそこに行った時にそう思ってしまいやすくなるのが嫌。
知らずに行って『なんか建物同士近いな〜』『細い道多いなここ』とか『馬車だ〜、馬糞の匂いがするとニセコに帰ってきたみたい』って思ったり。
そういった小さな気づき、大袈裟に言えば感動を僕から奪わないで、と思う。冒険や探検は知らないことがあるからワクワクして面白い。