転戦を続けると毎回顔を合わせる選手も出てくる
ロングゲーム
僕が初めて海外に行った2017年にそこで出会った大人の選手が『このフリーライドスキー競技はロングゲームだ』と言っていた。
フリーライドの大会に出場している選手は30代後半までいる。トップに行くは限られた試合の中で基準を突破する成績を残す必要がある。
たまに『大会に疲れた』と言う選手がいるが気持ちはなんとなく分かる気がする。
それは試合前の緊張状態に疲れてしまっているのか、それとも試合後の結果に感情が振り回される事に疲れているのか。
大会というイベントに一喜一憂しすぎるとメンタル的に持たないなと感じる。
1対1
選手としては『絶対に勝つ』という強い意志があるが、『勝たないといけない試合』というのも存在する。
勝っても負けても失わないものはなんだろう。
天心vs武尊戦の選手インタビューでは負けてしまった武尊選手の再生回数がダントツでトップだった。高評価やコメント数も大きく違った。
僕は正直2人とも最強すぎるから普段イメージにない『負けた姿』大きな興味があった。Youtubeの数字だけを見るとそう思っていた人も多くいたのかもしれない。
全然負けない選手の負け姿。試合後の姿は残酷だった。