ジュニア時代に大人の大会で前走をした時。
スラスラと出てくる
競技を終えたばかりの選手にインタビュー。プレーに対する質問をされ、応答すると言うキャッチボール。
インタビューされる時には既に自分のプレーを分析しているようでその整理の速さに驚く。なぜそんなに言葉がスラスラ出てくるのか?
なぜその短い時間で言葉がまとまるのか。
直感
理由は2つあると思う。
1つ目は場数。何度も大会に出ているとフォーカスすべき点、要点が見えるので振り返りやすくなるのだと思う。
2つ目は感覚。ワンプレーから得られる情報の量が多いのだと思う。そこから予想できることや経験がある場合は質も上がる。
情報がたくさんあっても『これとこれが大事なんじゃないか?』と予想、直感の力が働く。
あまり考えていない
考えながらプレーしている事は少ないと思う。僕の場合滑っている最中にほとんど考える事はない。
選手自身がプレー中は受け身の部分もあるかもしれない。
前走
フリーライドスキーの大会では前走(選手より少し先に滑る人)がいるが、選手はその人が持っている情報を皆聞きにいく。
『雪は硬いか』『アイテムとアイテムの距離はどうか』『岩にあたったポイントはあるか』など前走者の感覚を聞く。
ワンプレーから得られる情報の量が多く、そこから考える経験を踏まえた直感の質が高いのでプレー直後でも振り返るポイントが明確になっているのでスラスラと言葉が出てくるかなと思いました。