大会のラン
毎シーズンいくつかスキーの大会に出ているけどランの直後は自分の滑りが思い出せなかったりする。あんなにイメトレしておいて滑り終えると覚えてない。
だからゴープロの映像や大会運営側が持っている映像を見て『ああ、そうだこんな感じだったんだっけ』と思い出すことがある。
ラインやトリックを考えてから滑るのでその記憶はあっても実際に滑りの中でどんなだったかというのは覚えてない。
体の仕組み
この前読んだ本に集中力が上がると『頭よりも筋肉に血の流れが行くようになる』と書いてあった。頭で考えて行動すると遅いと体が判断するかららしい。
その時の反応のことを逃走闘争反応と言ったりするらしい。確かに滑っている最中は頭で考えることは少ない。
反射的に動かないと間に合わない。というか直感でその場で判断した、みたいな経験もある。考えるより先に体が動いたみたいな。
1点集中
反射的に体を動かせるようになると『体を預ける』という感覚が僕にはある。『筋肉はちゃんと反応するし、直感が効く』
体を預けることができると目の前のことに柔軟に対応できる。余計なことは考えない、体のコントロール感が増している感じ。
練習なしの1本勝負のフリーライドにとっては直感と反射的に動ける自信はとても強みになると思う。ゴープロの映像を見返した時に『俺喋ってる!』と気づく時は面白い。完全に記憶がない。