違って見えたり、同じに見えたり

2023.11.16

制限

クライミングをしているとスキーとの共通点を感じたり、違った点を感じたりする。最初は違うと思っていても同じに見えたりする。

スキーは基本どこにいっても良い。自由に体を動かせる。クライミングはルートは決まってる。『どんな感じで登ろっかな〜』の前に『どれ登ろう?』がある。

そう思ってたけど『どのジャンプを飛ぶか』『どこを滑るか?』はスキーでもあって、そう考えると渡されたエリアの中で自分で制限を作って滑っているようにも捉えられると思った。

初めて

初めてクライミングをした時、『どれ使ってもいいから1番上まで行っていいよ〜』と言われたことを覚えてる。掴みやすいホールドを見つけて登った。

それからはルートに従って登るようになった。だけど登る中で、自分の体がもっと色んな動きができる気がする、だけど実際はそこまで動かない。というかなんか硬い感じ。

最初っからルートに入ると『最適なムーブ』を求めるのが始まる感じ。でもそこには『どこまで届く?』『どのくらい持てる?』といった自分の素の動きが出にくい?と思ったりする。

動きを知る

ルートに適した体の動かし方を体得していく中で上手くなっていくと思うし、その制限、ルールがあるから面白いんだと思う。

だけど最近は『子供の時から登っていたらどんな感じで動いたんだろう』と思う。ルートを登る前にいろんなホールドに触って、いろんな動き方をする。

結局何が言いたいかというと、制限された中でムーブを覚えることが多いけど、そこで覚えたムーブは最適なムーブであって、ナチュラルな自分の体はもっと動く気がしている。

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書いた人

勝野天欄

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