上手い人が増えた
めちゃくちゃうまいスキーヤーが世界中にいる。しかも最近は10代半ばでトリプルを回したりするような若年齢化具合。
若い世代がトリックの限界を押し上げている。それはどこまで上がるのか、楽しみ。フリーライドでも大会で活躍しているのは10代後半から20代前半。
映像の普及、レッスンやコーチなどの環境が整ったりある種目はオリンピック競技になったりして若い世代が成長、目指す場所がわかりやすくなった。
今後いるのか
ただ最近この人だ!と言うスーパースターが生まれていない気がする。自分の感覚だとヘンリックが最後。逆にその後はめっちゃうまいけどスーパースターって感じはしない。
オリンピックで優勝したり、スーパートリック連発で勝ちまくっていても業界的なスーパースターがいない。人も増えて大会も増えて、映像も増えた。
そのおかげで活躍の場は増えたかもしれないけど、1人に注目する必要は無くなった。見られる側が増えた。自分の中のスーパースターはいてもみんなのスーパースターはいない。
どこに向かうか
昔は大会もやって映像も作って、スロープもやるしバックカントリーだってやるしストリートもやる。そんな人がいたけど今はちょっと違う。
1つのことに集中してないと勝てないし、映像は後からでも出来る。なんとなくそう思う感覚がある。昔の業界とは違うみたい。
解決策はわからない。ただスーパースターが生まれにくい環境でスキーヤーをやっていること。昔と比べてもそもそも業界の形が違うこと。まずは現状把握から。