勝負強さ
スキーをしている中でもやっぱり勝負強さというか、決めどころで決めること。の重みがある。大会ではもちろん、撮影でもそのプレッシャーはある。
ここでしょ!というところで決める強さ。大会の中だったら『ここからここの間が集中ポイントだな』みたいな感じで集中力にも波がある。
撮影だったら、決めた分だけ映像が残る。優しすぎても絵にならないし、攻めすぎて転けてばっかりでも映像は残らない。
あの悔しさ
人それぞれ『決めどころ』は違う。決めどころが上手くいく人、そこにいく前にコケることもある。この時の不完全燃焼感は最悪。
決めどころで決める気持ちよさもあるけど、決まらなかった時の感覚もよくわかる。『よっしゃ〜!』か『なんでだよ!』
この決めどころ、に出会う回数が多ければ多いほど強くなるんじゃないかと思う。それを簡単に言うと『緊張する回数』だと思う。緊張するレベルにトライしてる回数。
回数が違う
クライミングは何回も緊張できる。スキーと比べても多い気がする。常に『落ちる』ことが頭にあるから1つ1つの作業にエネルギーを多く使ってしまう。
丁寧で正確に、だけど大胆さやパワーも必要。それに恐怖を感じるムーブもたくさんある。とにかく緊張する回数が多い。
『っしゃここ!』ということが何度もあるから勝負強くなるんじゃないかな〜と思っている。あの緊張とあの量にはなかなか簡単に出会えない。