『悔しい』には差がある

2023.07.13

登れると思ったのに。。。

クライミングやボルダリングでは登るルートがグレード分けされている。だから自分がどのあたりのグレードをいつもさまよっているのか簡単にわかる。

そしてこのくらいのグレードなら登れるはず、と言う予想がつく。だけど登ってみると全然いけない〜!ってことが多い。

同じグレードでも反り返ってる壁と垂直な壁だと前者の方がキツい。体が一気に重く感じる。まだ反り返ってるやつは全然慣れない。

気持ちの違い

『登れない〜』となる事がほとんど。でもほぼ行けないだろうというルートで落ちるのと『これは一発でいける気がする!』と言って落ちるのは悔しさが全然違う。

前者は『まぁ、こうなるよね』と理解できる。悔しいけど『ここまでは登れるんだ〜』とか『スタートもできない、みんなすごいな〜』となる。

だけどイケると思ったやつで登れなかった時はめっちゃ悔しい。自分のルートの範囲だと思っていたから現実を知った時のダメージもでかい。

受け入れやすさ

同じ失敗なのに後者の方が悔しい。自分に距離が近いと感じる。逆に難しすぎるやつは『なんだこれ〜w』で終われてしまう。

現実感がある方が悔しさが増す、って感覚かもしれない。スキーでもトリプルコークをされてもなんとも思わないけどナチュラルヒットで7とかをみると『ちょっと待てよ』となるw。

失敗の中にも距離感によって悔しさがまるで違うことがよくある。その距離感を感じれるから縮まる感じもわかる。同じルートでやればもっとわかりやすい。

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書いた人

勝野天欄

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