結果よりもランに意識が向くように

2024.03.13

失敗が怖かった

カナダの大会のこと。試合前は頭の中がスッキリしてなかった。失敗するのが怖くていつもより色々考えることが多かった。

この場合の失敗というのはカット(上位半分)に残れなかったらどうしよう、というものだった。なぜそう思ったかというと1戦目が上手く行ったから。カットに向けて良い位置にいた。

だからその位置を守りたい、と思ってしまった。それに2戦目のカナダで上手く行ってしまえば3戦目は楽になる、というのもわかってた。

ランはイージー

守りに入ったところから、他人のランやポイントを気にするようになってしまった。自分が何をするか?よりも自分が何位であれば。。。なんて考えがいつもあった。

滑り自体はめちゃくちゃイージーなものだった。滑りは怖くなかったけど、結果がどうなるかは不安だった。そして滑り終えて分かったのが、その不安は消えない、ということ。

2戦目が終わっても3戦目がある。だから今回の結果が良かったのか悪かったのかは判断できなかった。フィニッシュしてもスッキリしなかった感覚はちゃんと覚えてる。

結果よりもランに意識が向くように

当たり前のことだけど、結果よりも自分の滑りに意識が向くと良い。結果はどうなるかわからない。ランは『どこを滑る、何をする』という集中を使う的がわかりやすくある。

滑りに意識が向くようにするコツは『このランは集中しないとやられる』脳みそがそうやって判断するランを見つける、設定すること。

そのランの加減は自分が普段滑っている中から分かる。『あれやる時はどのくらい集中してるっけ』それが体の感覚とともに思い出せると加減が見えてくる。

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書いた人

勝野天欄

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