『あなたにとってスキーとは?』

2023.11.23

遊び

この前インタビューで『天欄君にとってスキーとはなんですか?』と聞かれることがあった。よくある質問な気がする。

それに対しては『遊び』と答えた。自分の感覚的にはそれがしっくりくる。『大会(競技)と遊びのスキーを意識的に分けたりしてますか?』と追加で聞かれた。

『競技も遊びの中の1つだと思ってます』と答えた。子供の時に感じてたワクワク感とか変わってないし、トレーニング自体もクライミングやトレランとかいう遊び要素が大きい。

温度

でも、よくある質問だから、あえて見方を変えてすごく遠くから見たり、近くから見た時にスキーはどう見えるのか気になった。

自分の中で遠くからスキーを見ると『死ぬまでの最高の暇つぶし』だと思った。逆に近くから見ると『お金も時間もかかるくせに時に命の危険もある、それでもやっちゃうくらい楽しいもの』だった。

遠い、近いで見れているか気になるけど、温度に違いがあるとは思った。文字だけを見ると前者は冷めてて、後者は熱い気がする。

両極端

こうやって極端に振った考えを自分の中で持つことは多い。両極端な意見を出せば、自分の中にある冷静な自分と熱い自分に気づく。

どこまで冷めて見えていて、どこまで熱く見ているか。個人的には両極端を把握しているからどちらかにおもっきり振れる気もしている。その幅も時に変わったりする。

今自分のやっていることを最大限冷酷に、最大限熱く捉えられると、周りの意見みたいなものの『受け入れる範囲、もしくは受け流す範囲』が広がる。