挙手が苦手な優等生

2022.08.07

気温、風、鳥の声、太陽、雲海、空の色、全部最高。

小学校の挙手制

小学校の時の僕は挙手ができない子だった。よく授業などで『はいこれ、わかる人〜!』と言って生徒が手を挙げるやつ。これには苦しんだ。

テストで点は取れる。でもなぜか挙手できない。多分恥ずかしい、怖いっていう気持ちが強かったんだと思う。後は自信がなかったのかもしれない。

だからクジを使う先生や指名してくる先生の方が楽だった。『当てられたからやるしかないでしょ?』という言い訳が自分を守ってくれている感覚があった。

わかっているのに。。。

答えや考えがあるのに挙手できないということが多く、気持ちを誤魔化すために隣の子に答えを教えたりするときもあった。

1度サッカーの練習で『なんでこの動きが必要かわかる人〜?』と言われなんとなく答えは持っていたが挙手できなかった。

誰も挙手せずたまたま僕がコーチに指名されたので答えると『分かってるんなら、なんで言わないんだよ』と言われたのを覚えている。

紙に書くのなら楽なのにな〜

『紙に書いて提出ならな〜、楽なのにな〜』と思っていた。社会の授業がそのスタイルだったのでとても自分に合っていた。

ほぼ毎回最初に書き終えていたし、その後は友達に教えたり。社会は点が取れたし今でも現代史や世界情勢には興味がある。

自分に合うスタイルを見つけたり知っておくという意味では『紙に書いたり』『挙手してみたり』『人に教えたり』『居残りして先生に教わったり』『時間帯を変えたり』

色々試す中の選択肢の1つとして挙手がある。

このように言い訳を前に置いてあげると行動しやすくなるときもあると思っています。

...

書いた人

勝野天欄

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