ハイスペックとオーバースペック

2023.10.27

ハイスペック

最近、トリックを練習していたり、映像で見ていたりするとハイスペックなトリックとオーバースペックなトリックがあると感じる。

例えば自然地形に作ったキッカーでめっちゃデカいコーク7をやる。これは普通。ここに長い時間掴んでいるグラブを入れたり、シフティやポークを入れたり。

こうなるとそれは普通のコーク7ではなく、ハイスペックな要素が入ったコーク7になる。普通のコークとは違うけどまだコークというところ。

オーバースペック

ただ同じキッカーでノーズバターダブルコーク1440ジャパングラブをするとこれはオーバースペックな技になったりする。実際に映像で自然地形でそれを見てもあまり興奮しなかった。

難易度は究極に高いんだけど、見てる側(僕)はコーク7のブロントガッチリ入ってるやつの方がかっこよく見える。綺麗でカッコ良い720か頑張った1440か。

映像で見た時に難易度が高ければ良いっていう簡単なことでもないなと感じた。なまら飛んでスローに回しながらグラブガッチリ。こーゆー方が映像ではカッコよかったりする。

どこで切るか

コーク7ができれば足りるところでノーズバターダブルコーク1440ジャパングラブはオーバースペックになる。言い方を変えると完全に自己満になる。

その時に『これはやらない』と切れる余裕があることが大事になってくる。難易度に走ると続かない気がするしリスクも増える。

自分が今練習してトリックはハイスペックなのか、オーバースペックなのか。後者は体の動かし方を知っている点では非常に良い。自分はハイスペックをたくさん持つ人でありたい。

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書いた人

勝野天欄

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