『追い込む』と生まれる『滑りやすさ』

2024.03.10

集中しないとやられる

今シーズンは大会に3戦出た。やっぱり大会から学ぶことは多い。なんでだろう、普段滑っている時よりも圧倒的に得るものが多い。

今の所、今シーズン学んだことで1番大きかったのは『滑り終えてもスッキリしないことがある』と言うことだった。学んだことというよりも経験したことか。

というのは2戦目の話になる。スイスでの1戦目が上手く行き2戦目のカナダで良い結果を残せばファイナルに残るという状況。

変に余裕があると無理

カナダの結果は10位で終わった。現実的には最下位だった、11位の人はコケていたから。滑り切った中では最下位だ。10位で終えたのはラッキーだった。

スタートする時とゴールした時の気持ちがあまり変わらなかった。普段は『っしゃー!』か『くっそ〜!』みたいに分かりやすい感情が生まれる。

ただ、この時は『。。。あれこーだったっけ?』『10位かぁ、ファイナル残れるか微妙だなぁ』とかだった。スッキリしない、ハッキリしない感じ。

どの程度攻めるかで、入り込める

ランに入り込んでる感が薄かった。それはどのラインを滑るかが曖昧で、しかもどのテイクオフでどんなトリックを決めるかは頭の中になかった。

スタートがラストの方で、『皆のラン見て決めればいいや〜』と思っていたけど、そんな器用なタイプじゃなかった。悩んでしまって決められなかった。

『お前これは集中しないとやられるぜ』脳みそがそう判断するくらいのランを用意することがランに入り込むコツなのかなと実感。良い具合に追い込んだ方が楽に入り込める。

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書いた人

勝野天欄

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