羨ましさと悔しさ

2025.02.25

羨ましい

大会が続く中で周りが羨ましく思う。特に自分がうまく行っていない時は近くにいればいるほどダメージはでかい。その時の気持ちはこんな感じ。

『なんでうまくいかないのかな』『なんか間違ってる?』『難しいことやってないのにな』『相手のラインパクれば良かったかな』『カットに残れてて羨ましい』『なかった事にしてもう一度できないかな』

そんな思いがぐるぐる回る。だけど同時に現実は変わらないし、次の大会の日程は近づいてくる。追い込まれているものとそうでないものが一緒の空間にいる。

悔しい

シンプルに悔しい。何が悔しいかって自分の思い通りのランを一度も出来ていない。自分にとってはちゃんと評価してもらいたいランが出来ていないから『こうじゃない!』という思いが強い。

ゴールしてもスッキリ感がない。自分の納得いくランが出来ていた時は余裕があった。もっと客観的になれていたし、周りを見て『へぇ〜』と眺める余裕があった。

今年の自分にはその余裕がない。余裕がないと楽しめなくなる感覚も次第に強くなる。追い込まれれば『あれうまくいくかな〜』から『あれ立たないと』に変化する。これはでかい。

同じだけど違う

同じ会場で同じ斜面を滑る。だけど選手にしてみればかかっているプレッシャーは人それぞれ違う。自分みたいに良い結果が求められている選手もいれば、もう試合に出る必要のない選手もいる。

環境は同じでも状況は選手1人1人違う。1つの完結した大会に見えて、選手本人には来年まで繋がっていたりする。

今書いていて思ったことは、自分の居場所が役割が決まると安心するのだと思った。大学で言う就職内定をもらったかどうか。未来の自分の役割が決まっていれば不安は少なくなる。

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書いた人

勝野天欄

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