記録よりも記憶?

2024.03.24

声のかけられ方

『ヘルメットー!!!』これをこの数日間ヴェルビエにいる間何度も聞いた。前回の記事でも書いたけどヘルメットが吹っ飛んでいった件。

皆あのことは覚えていてたくさんの人から声をかけられる。写真撮ってくれー!サインー!と言ったような。最初は『あれ?勝ってないのになんで?』と思ってた。

むしろ勝った時よりも多くの人が声をかけてきてる?ともすら思う。『あれがベストムーブ!』『あれが僕のハイライト!』なんて言っているのを聞くと覚えやすい出来事だったんだと理解できる。

浅い層

ちなみに声をかけてくる層は比較的浅い人たち。浅いというのはフリーライド、スキーはするけどそこまでガチでやってなかったりその友達だったりが多かった。

確かにここにいる人たちの方が数は大きい。深い層の人たちも反応するけど数の少なさに気づく。優勝すると皆からの注目はもちろんだけど深い層に届く。

逆に自分のようなネタになるようなことは浅い層に届くので数は増えるけど深い層には大きなインパクトを残さない。浅い層には覚えやすい出来事として残る。注目する部分が違う。

居場所

もう1つ楽だな〜と感じたことがある。話すきっかけになったりネタになったりすること。自分が周りに対して話しかけられやすいネタを持っているとこんなに楽なのかと感じた。

なんとなくキャラが出来上がるからそれに乗っかって仕舞えば楽なことが多かった。特にパーティや皆が集まるところでは居場所が出来やすい。

勝ってないのに注目を浴びることもある。あの人たちの記憶に残りやすいのはイメージしやすい瞬間的にインパクトのある出来事。勝った時はどうなのかも知りたい。

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書いた人

勝野天欄

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