何かに向かっている時の楽さ

2025.06.02

何かに向かう

日本に帰国してフワフワした3週間を過ごしてる。特にやることもなくダラダラ過ごしてる。帰国前はアメリカで毎日めちゃくちゃ動いてたから差が激しい。

疲れてたけど充実して、満足してたし、よく眠れてた。毎日『このトリック残したい』ということに向かって動いていたから向かうものが明確にあった。

今はそれがない。そして向かうものがないこの状態は自分は違和感を強く覚える。大会や映像が向かう場所を提供してくれていた。

役割

それに大会から落ちて1番感じているのは、役割がない、という状態。具体的にはトップリーグに出ている選手、という状態を失ったこと。

トップリーグに出場している時は役割が自動的に与えられる。周りも応援やサポートの形を取りやすい。役割を失う選手を前にも見てたけど、失ってみるとよく分かる。

スポンサー契約を結んでいれば、しっかりちゃんと影響してくる。『プロ契約ってこういうことだよな〜』と改めて実感している。

なってみてわかる

前々から落ちていった人たちを見ていてなんとなく分かったつもりでいたけど、実際にその立場になってみるとよく分かる。役割がないと普通に辛い。

逆に落ちたことでしっかり現実を見せつけられている気もする。まだわからないけど自分の今の状況に陥った選手が変にプライドを持ってしまうとさらに辛いと感じる。

自分の中にある無意識に出来上がっているプライドに気付かされた時はまた辛いのか、どんな気持ちになるのか気になる。

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書いた人

勝野天欄

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