昇格とプライド
FWT24への出場権を獲得した今シーズン。良いシーズンだったと思う。ジュニアの時から見ていた場所にいること。
嬉しい反面、自分の立場が変わることによって生まれるプライドみたいなものも昇格と同時に受け取ることになりそう。
これは周りの選手、特にFWTに出ていたが落ちてきた選手を見ていてそう思う。一度持ち上げられているのでなかなか居心地が悪そう。
造られていくもの
特にFWQに戻った後、大会を続けたくても2つの邪魔な感覚が入りそう。1つは周りの反応。もう1つは『勝ちたい!』ではなく『勝たないと、戻らないと』と言う気持ち。
目立つところにいるので周りも期待しやすいし、大会側もそうやって盛り上げるだろう。いつもより注目される環境で自分がどんなパフォーマンスを発揮できるのか。
ある意味無視できる力というか、期待されて持ち上げられたところで、『できることは変わらないんだけどな〜』というのも大事そう。
1年後、何を持ち帰るか
1年後にならないとFWTに残るか、FWQに戻ってくるかはわからない。ただどちらにしろFWTに出場したことによって生まれるプライドはあると思う。
それが選手を惑わせているように見える時もある。落ちて撮影の方にシフトしていく人もいる。それは本心なのかFWQで戦う居心地の悪さを感じてなのか。
表彰台に立ちたい、FWT25への切符を手に入れたいという欲はもちろんある。シーズンが終わった後に何を持ち帰ってくるのか。FWT25への切符か、もしくはプライドか。