同じことの繰り返し

2022.10.30

反復練習

小さい頃からスキーをやっているから何千回、ものによっては何万回と繰り返している動作だってある。

今もあまり変わらないのだが『無我夢中』で滑ることが多い。というか目の前のことに集中していないと怪我もする。

ブーツを履く、リフトに乗る。同じことの繰り返し。それが今でも続いている。

同じに見えるけど

同じことの繰り返しと言ったが、全く同じ滑りをすることはない。目には見えないかもしれないが、ランダム要素がたくさんある。

それに何度も繰り返していると、その場の匂いや音なんかも覚えていることが多い。『思い出』がその場所にあったりする。

1本1本がいつも違う。同じ動作でも内的環境、外的環境によっても変わってくる。

飽きない

ある時友達に『俺もうスキー飽きたわ〜、飽きないの?』と言われたことがある。全く飽きてなかったが飽きるという感覚はわかる。

僕だって高校生くらいの時はアルペンやテクニカルをみて『同じことを繰り返して楽しいのかな』と思っていた。

今は彼らは彼らなりの1本1本を滑っているんだろうなと思う。外から見ると同じことでも本人にとってはその1本はその時にしかない。

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書いた人

勝野天欄

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